我が家には、大学生の娘と、高校生の息子がいる。 私が働き始めたのは、下の息子が3歳になったときから。パート勤務から、フルタイムの正社員になり、フリーランスとして独立し、息子が7歳の時に、自分で創業した会社の代表取締役に就任した。
当時、同じ集合住宅で働く母は私ともう1名しかおらず、今のように、「女性の活躍」など言われていなかった時代、二人の子供を育てながら、フルタイム以上の仕事をしていた。
その時の反省も踏まえて、フルタイムで働く母の、中高生子育てを、
コラム方式で描いてみようと思う。
今、小さな子供を抱えて働いているお母さんたちに、私の反省が活かせれば良いと思う。
赤ちゃんの頃も、幼稚園の頃も、子育てと家事と仕事の両立はとても大変だ。
でも、何より一番大事だったと、今思うのは、子供が中高生の時。
下の子供が中学生。やっと母にも時間の余裕ができる・・・
でも、私の周りのフルタイムで働く母の家では、この時期を乗り越えることができず、仕事をあきらめる人が出てきていた。
問題行動が多い中高生時期
ちょうど反抗期を迎える中学生。働く母としては、毎日のお弁当と食事作り、洗濯をしてあげていれば、なんとか子供は育つ。赤ちゃんの頃とはずいぶん違う。家で留守番もできるようになる。仕事を持つ母としては、とても楽になる・・・はずなのに
「不良とつるんでタバコを吸っていた」「学校に行かなくなってしまった」などの子供の問題行動が出てくるのもこの時期なのだ。
この時期に、仕事に集中し、出世するのは、母にとってとても危険なこと。
ではどういう働き方が良いのか?
私が実際にやってきた方法を、反省を踏まえて書いていきたい。